相野あじさい園
あじさいカレンダー[開花状況]―2022年6月11日(土)開園―
2022年度のあじさい園は6月11日(土)オープン!
見頃は6月中旬~下旬となります。
皆さまのご来園、心よりお待ちしております。
6月上旬~7月中旬
「100種」「20000株」のあじさいが彩る別世界
相野(あいの)あじさい園は、全国の有料品種を集め昭和60年にオープンしました。現在では「100種」「20000株」のあじさいの花で、さながらあじさいの海にいるようです。
色々な花が不思議な色の変化で見る人の心を別世界へと誘います。
相野の静かな山里にとけあって、なんともいえない癒しの花園となっています。
ぜひ、各種団体様・レクリエーション・ご家族・お友達お揃いでお越しくださいませ。
見頃は6月下旬~7月上旬、いっぱい楽しんでください!
※開花情報はお電話にてお問い合せくださいませ。
2022年は6月11日オープン!
HPに開花予想のカレンダーを載せておりますが、詳しい開花状況はお電話にて問い合わせ下さいませ。 079-568-1301
あじさいフォトコンテスト
時期
6月上旬~7月中旬
開花情報
お天気にも左右されますのでお電話でご確認下さい。
料金
大人 400円 小人 200円
※団体様割引:50名様以上 1割引 100名様以上 2割引
ここがポイント!
6月の風物詩、あじさいの魅力がたくさん
あじさいは ユキノシタ科アジサイ属 に属します。
あじさいの分類はいろいろと説があるようですが、あじさい(ガクアジサイ・ヤマアジサイ・エゾアジサイ)とあじさいの仲間(タマアジサイ・ノリウツギ・ツルアジサイ・コアジサイなど)という分け方が一般的なようです。
現在植栽されているあじさいの一部
ガクアジサイ系
ヤマアジサイ系
あじさいの歴史
■謎につつまれたあじさい
あじさいが文献に登場したのは『万葉集』で、2首ほどです。 その歌からはあじさいの容姿はガクアジサイだったのかテマリ花であったのかは定かではありません。テマリ花がいつ出来たものかはまったく謎のままなのです。
江戸時代になって、七変化と呼ばれ色が変わる梅雨時期の花というイメージがでてきましたが、それは本アジサイのことで、 他のあじさいについてはほとんどが解明できていません。 あじさいは、日本固有の植物でありながら、大正時代まで、植物学者でさえ中国から入ってきた渡来植物と考えられていたのですから、無理もないことかもしれません。
日本であじさいの名所が初めてできたのは、房総半島の麻綿原(マメンバラ)高原と鎌倉の明月院で、両所とも昭和25年6 月ごろから共に僧職にある人が植えはじめたそうです。その後は各地にあじさいの名所ができましたが、お寺に関係がある所が多いのはそのためかもしれません。
日本ではあじさいに華やかなイメージはありません。しかし、雨に打たれる寂し気な風情や、色の変わる謎めいた感じが日本人の感性にとけ込んで、静かにそれでいてしっかりと、私たちのこころに入り込んでいるのかもしれません。
あじさいの不思議
■土によって変わるあじさいの色
あじさいの花の色は白色のものもありますが、多くは土の酸性度によって、青や紫、ピンク、赤などに変化します。このような色の変化するあじさいは日本独自のもので、欧州などではアルカリ土のためほとんどがピンク系だったようです。
あじさいの生育に適する酸性土はpH6前後ですが、青系はこれより酸性に(pH6→pH5)桃赤系はアルカリ性(pH6→pH7)にすることでその色を出すことができます。庭植えの場合などは厳密に酸性土を測ることは難しいですが、肥料や土の種類を変えることで可能な場合もあります。
うっとうしい梅雨の時期に哀愁めいた趣を見せてくれるあじさい、他の花のような華やかさはないのですが、心にしみ入るなにかがあるのではないでしょうか。